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プラザ形成外科のタトゥー(刺青・入れ墨)除去

*当院でのすべての施術は、アメリカ形成外科専門医で、元UCLAチーフレジデントの当院院長が行います。院長の詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

レーザーによるタトゥー除去(FDA認可機器)

黒や赤い色素のタトゥー・刺青・入れ墨(以下、刺青)の除去は、多くの場合レーザー機器を用いて行われます。実際には刺青・タトゥーへ何度かの治療を繰り返しながら徐々に深部に到達し、除去していくことになります。 刺青の種類によっては、はじめは除去が困難な場合がありますが、続けることによって改善します。

痛みに関しては、麻酔のクリームを使用すればかなり軽減できますし、局部麻酔を用いた場合は痛みを伴わないで治療できます。

刺青が器械彫りだとすると、和彫りの入墨よりは一般的にはやく取れることが多いです。除去できやすい色は黒、赤系で、色素の組成(金属含有量など)、厚み、深さ、均一性なども、取れやすさと関連しています。

除去がより困難な色、例えば緑色や青色などに対してはYAGレーザーの他Rubyレーザーなども使用することがあります。赤色に関しては短波長のYAG532レーザーがよく反応するので、これを最初から用います。

治療部位に関しては、身体のほとんどすべての部分のタトゥー、入れ墨の除去が可能ですが、部位によってはレーザー以外の治療を考慮することもあります。

タトゥー除去の痛みについて

当院の患者様の中でも、施術前に一番不安に思うこと、それは「痛み」です。
タトゥー除去というと様々な印象、口コミを背景に、想像を膨らませて来られるからではないでしょうか。実際、痛みが全くない訳はありませんが、以下のような方法で軽減できます。当院では施術前に患者様に局所麻酔の方法を選んでいただいております。

麻酔クリームの塗布:施術部位に表層麻酔のクリームを塗ることで施術に伴う痛みをかなり軽減できます。このクリームの費用は治療費に含まれています。
局所麻酔:痛みを完全になくしてしまいたい方には、局所麻酔の注射をお勧めしております。極細の針を用いて施術予定部位に局所麻酔をすることで、痛みを完全になくすことができます。局所麻酔注射の費用は1,000円~2,000円です。

施術を複数回に分けて行わなければならない理由は、第一にはタトゥーの色素には一定の厚みがあり、レーザー光線はその一番上層部を破壊、細片化します。その後、身体の貪食細胞とよばれる細胞が細片化された色素を摂取し、身体の外へ排出していきます。また、皮膚自体もレーザーによるダメージから回復する必要があります。
こうした一連の作業に6週間ほどかかるといわれています。そうして、次の施術ができるようになります。色素の厚みや深さにより、治療回数が何回になるかは個人差があるのは上記のような理由のためです。

タトゥー除去の料金

当院では刺青の治療料金は「都度払い」となっており、1回ごとのお支払いです。(前払いで複数回の料金を徴収しません)その都度、満足していただきたいのと治療回数が重なる場合、面積を再計算して治療費がやすくなっていくためです。

1ショット(レーザー使用)2,200円
小さなもの(1回料金)22,000円
※面積に応じて減額
名刺サイズ(1回料金)55,000円
※面積に応じて減額
はがきサイズ(1回料金)110,000円
※面積に応じて減額
タトゥーの切除療法(1cm~)33,000円~
※実測して費用を確定

※料金は回数を重ねるごとに、刺青の面積が小さくなれば再計算し、さらに安くなっていきます。
※実際の料金は診察時に計測して決めます。

レーザー治療によるタトゥー除去の症例

黒と赤色が混在している刺青です。この場合、QスイッチYAGレーザーの短波長で赤色を長波長で黒色の除去を行います。

色の濃さ、深さにより何度かの治療が必要です。

レーザー治療直後の写真です。表面のかさぶたが出来ますが、軟膏を塗って数日で治っていきます。

治療期間中、日焼けに注意してください。

何度かのレーザー治療でほぼ完治した状態です。治療後しばらくの間は、治療部位にシャドー(影)が見えることがありますが、時間と共に目立ちにくくなっていきます。
  
*上記写真の説明:
赤黒混在タトゥーのレーザー治療(上背部)
料金:1回5万円+局所麻酔費(2千円)+消費税、4回目以降は3万円に減額
施術回数:8回
デメリット、副作用:表面の不整、脱色素が残ることがある


この写真は腕の下方をすでに治療済みで、上方がまだ治療されてない状態を示しています。このようにレーザー治療は刺青の色素を表面から徐々に深く剥がすように治療していきます。

腕のタトゥー

腕のタトゥー除去
  
*上記写真の説明:
腕のタトゥーのレーザー治療
料金:全領域を3分割して治療。1区画1回7万円+消費税、4回目以降は5万円に減額
施術回数:8回
デメリット、副作用:表面の不整、脱色素が残ることがある
  
痛みに関しては局部麻酔を用いてほとんど痛みを感ぜずに治療することができます。レーザーを用いた刺青の除去は数回で取れることもありますが、10回程度の治療が必要なこともあります。

また、すべての色の刺青を除去するには、いくつかの異なるレーザーや他の治療方法も使用しなければならないこともあります。
詳細はお問い合わせください。

切除法、植皮によるタトゥー除去

刺青によっては、切り取る(切除)方法や植皮を行う場合もございます。レーザーで除去困難な色の部位を切除あるいは剥離していく方法です。何度かに分けて治療することが必要なこともあります。

切除法、植皮:5万円(税抜)~ ※範囲により費用が異なる

タトゥー(刺青・入れ墨)除去に関するよくある質問

Q1
どのような刺青・タトゥー(入墨)にどの治療が適切でしょうか?

A
基本的に黒、赤の色の入った刺青はQスイッチレーザーで治療するのが最適です。この方法が一番傷跡を残さずに、治療効果を期待できます。逆に、レーザーでは治療が困難な色の刺青は緑色、青色、黄色などとなります。こうした色の場合でも、レーザーで徐々に薄くなっていくことはありますが、困難な場合は、切除(切り取る)や植皮、ダーマアブレージョンが必要となってきます。

Q2
各治療のメリット、デメリットについて教えてください。

A
刺青・タトゥーのレーザー治療は、上記のように治療が困難な色があります。レーザー治療の一番よいところは傷跡があまり残らないことです。切除術や植皮、ダーマアブレージョンはどうしても痕が残ってしまいますが、レーザーでは治療困難な色もある程度対応できます。

Q3
一般的ではない部分に入れたタトゥー、入れ墨の除去は可能ですが?治療はどのようにしますか?

A
身体の多くは皮膚とよばれる外皮によってカバーされています。通常のタトゥー、刺青の除去は上記のレーザー治療などで改善することが多いのですが、それ以外の部分ではどうでしょうか?  たとえば、唇や皮膚とは違う色素部位に入れられたタトウーですが、一般的には、レーザーで治療可能ですが、ときに治療後に他の色(灰色やピンクなど)へ変色することがあります。変色が起こった場合に、その後どのような治療にするかは実際に状態をよく観察して、最適の方法を考えます。もし変色が起こらない場合、通常通り治療を継続できます。

Q4
治療前の麻酔に関してもう少し詳しく教えてください。

A
治療部位へ局所麻酔のクリームを使用した場合、痛みは半減できますが、身体の部位によって痛みの感受性に差があり、たとえば手よりも背中などの方が、一般的に痛みは少ないです。

局所麻酔の注射を用いた場合、完全無痛で治療が可能です。この際に用いる注射器の針は非常に細いもので、さらにその前処置として、患部を氷で冷やして行いますので、注射自体もそれほど苦痛をともないません。

その他のQ&A
その他のQ&Aに関してはタトゥー除去・入れ墨(刺青)のよくある質問をご覧ください。

* 刺青、タトゥーの治療は東京都渋谷区広尾院か内容によっては関連大学施設で行っています。

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クレ カツヒロ・ロバート

院長:ロバート・カツヒロ クレ

アメリカ形成外科専門医
UCLA形成外科修了
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