女性化乳房
診断基準:乳輪下の組織が通常より大きくなり、盛り上がり(腫脹)や腫瘤(こぶ)を触れるもの。
*男性の胸全体が脂肪で膨らんだだけの状態の場合は保険適応になりません(この場合、自費で脂肪吸引ができます)。
真正の女性化乳房の例。
*当院でのすべての手術は、アメリカ形成外科専門医で、元UCLAチーフレジデントの当院院長が行います。院長の詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。
手術方法
乳輪周辺より皮膚切開してアプローチ(局部麻酔下)。
乳輪下の乳腺組織を直視下に切除します。
乳輪の傷を縫合します。
治療費の目安
・両側で¥3万7千円程度(3割負担の場合)
(その他、術前検査費¥4~5千円程度、病理検査費¥3千円程度)
実際の症例
*乳輪下の腫瘤だけでなく、胸部全体に軟らかい脂肪が蓄積している症例(左:術前、右:術後)。
回復、合併症、後遺症
・術後問題がなければ、翌日よりデスクワークなどの仕事は可能。7日程度で抜糸。手術部位は一度、瘢痕化に伴い硬くなり(1~3か月くらい)、また徐々に軟らかくなります。
・合併症としては、血腫(血がたまる)、乳輪よりアプローチした場合は、その傷跡(脱色した線状)が見える場合があります。
・術後のケアーが必要ですので、術後1-2週間は必要に応じて通院できるようにしてください。
・症状によっては、乳房組織の除去だけでは改善されない場合があります。
・術後の傷跡は小さなものですが、極端に気にされる方には、手術方法を選択する際に慎重さが求められます。
その他のQ&A
その他のQ&Aに関してはよくある質問をご覧ください。
クリニックのご案内infomation
受付時間:9:30 ~ 18:00
休診日:水曜、日曜、祭日
住所:東京都渋谷区広尾5-5-1-4F
アクセス:
東京メトロ 日比谷線「広尾駅」出口2より1分
広尾散歩通り、スターバックス隣り