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2016年10月20日ヒアルロン酸注射

「フィブラスト」と「PRP」に関して

フィブラストは日本で開発されたヒトbFGF製材で形成外科分野の褥瘡・皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、下腿潰瘍)の治療に使用が厚労省より認可されています。
 
美容医療の医療機関で最近、この製材を認可外使用しているところがあります。当院にも、この製材の皮下注射を受けて、「しこり」になった患者さんがときどき治療方法を求めて来院されています。フィブラストの皮下注入によるしこりは除去が困難で、侵襲的な治療をもってしても除去が難しいとされています。こうした認可外使用をしている製材の皮下注入には十分注意された方がよいかと思います。
 
PRPに関しては、自分の血液由来のものに関しては、厚労省の再生医療に関する第三種の届け出が必要で、そうしたことが可能な医療機関でまだ行われているかと思います。ただし、初期に言われていたような皮下注入による持続効果は期待できないというのが、最近の一般的な意見です。
 
当院では、厚労省に皮下注入剤として認可されている、スエーデン製のレスチレンとフランス製のJuvedermのみ使用しております。問題が起こっても分解酵素があり、永続的なしこりなどをおこすことは稀です。

皮下注入治療に関する詳細はコチラをご覧ください。プラザクリニックではアメリカの専門医が丁寧に説明いたします。

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クレ カツヒロ・ロバート

院長:ロバート・カツヒロ クレ

アメリカ形成外科専門医
UCLA形成外科修了
元UCLAチーフレジデント

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