美容形成外科手術と全身管理

美容形成外科の分野の手術の多くは、日帰りで、1-2時間の比較的規模の小さいものが多いかと思います。しかし、時には乳房再建や大掛かりな脂肪吸引、あるいは遊離組織を使った手術で、入院の上、全身管理を求められるケースがあります。
 
前に、このブログでも述べましたが、ビタミンE、魚の油、アスピリンなどだけでなく、術前に休薬したり、術中も下肢に間歇的にマッサージをする機器を用いて深部静脈血栓を予防したりします。
 
また、患者さんサイドのリスクファクターで考えると、年齢(65歳以上)、肥満指数(30以上)、喫煙の有無、他の基礎疾患(糖尿病など)の有無などが問題となってきます。
 
さらに美容目的の手術の場合には、リスクとベネフィットのバランスを考えた際に、疾病治療の際以上にリスクが低いことを求められます。
 
こうしたことは一般の方々にはわかりにくい情報であったりしますが、生命にかかわる大切なことですので、大きな手術を予定されている方は、ぜひ主治医と今一度よく相談されてください。

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